自分の資産形成をしていくうえで知っておいたおいたほうがいい戦略に
コア・サテライト戦略
というものがあります
コア・サテライト戦略とは?
わたしがこの言葉に出会ったのは
日本経済新聞の編集委員である田村正之さんの書かれた
月光!マネー学という本です
月光!マネー学: 心静かにお金を増やすための91のルール 単行本
2008年発行の本で、私は2014年に購入しました
今ではだいぶ情報も古くなている部分もあるのですが
今でも資産形成に通用する普遍的なマネー知識について解説しています。
絶版になっていますが中古で購入可能です
本の中で田村さんは保有する資産は
『インデックス投信など低コストで積立購入するコア(核)の部分と
個別株式などのリスクの高いサテライト(衛星)の部分に分け
コアを中心にしつつ、資金に余裕があるようなら
少しリスクをとって株式などで儲けをねらいにいこう』
という主張をされています
コア(核)部分を構成するもの
前述したように基本的には低コストインデックス投信を積立購入しながら形成していく部分です。
ただ、最初に積立購入の設定をしてまうと、あとはほったらかしが基本となるため上げ下げを見ながら資金を投じる投資のわくわく感が不足(ありていにいえばつまらない)しがちなのがデメリットといえばデメリットでしょうか
コア部分を形成するのに向いている具体的な商品名で言えば
emaxis slim 全世界株式
https://emaxis.jp/fund/253425.html
などがおすすめです
サテライト(衛星)部分を構成するもの
コア部分だけではリターンもある程度過去の変動幅から読めるため
もう少し自分で勉強しながらそれ以上のリターンを投資で儲けたいと感じた場合に資金を投じるのがこちらです
具体的には
・優秀なファンドマネージャーが運営するアクティブファンド
・自分で個別株を選択してリターンを追求する
・FXや仮想通貨などの投機
といったところだと思います。
当然投資のスキルが問われますが、投資の楽しさを追求できるパートですね
勉強に勉強を重ねてうまく運用できればコア部分より稼ぐ事が可能だと思います。
サテライト部分の利益を追求するために投資の勉強にも身が入るといったメリット
もありそうです
ただし、堅実に資産を増やしていくのであれば、コア部分以上に資金を投じるのは控えておいたほうがよいでしょう
コアとサテライトの配分をどうするか
田村さんは著書の中で
コア部分を8~9割
サテライト部分を1~2割にするのが適切な割合でないかとおっしゃっています
ちなみにわたし個人はもう少しサテライト部分の比率を高めた上で
・日本株
・外国株(米国・中国)
・日本株アクティブファンド
を保有しています。
成績のアップダウンが激しいですが、コア部分で着実に増やしていくことができているため
ある程度心を平安を保ちながらサテライト部分の運用ができていると感じています。
いずれもコア・サテライトを意識することで過度にリスクを取りすぎないよう注意しながら
ここまで資産を増やしてくることが出たのではないかと思います。