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ファイナンシャルプランナーに家計のことについて相談するのってどうなの?保険って入った方がいい? 我が家の場合のお話+おすすめ本も紹介します【家計・老後資金・教育・住宅購入編】

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大学進学・就職・結婚・子の誕生・家の購入

多種多様な生き方ができる今の世の中、皆が皆これらのイベント経験するわけではありませんが「将来のお金のことをふくめて今のままでいいのだろうか?家計のことについてプロに相談してみたい!」と思ったことはありませんか?

そういった際に相談相手になるのがFP(ファイナンシャル・プランナー)と呼ばれる人たちだと思います。

イーグル

副業スキルやマネーリテラシーの向上を目的としてFPの資格取得を目指す人も増えているみたいだね~

FPに相談したいと思うこと

お金のプロであるFPに相談をしたいことといえばだいたい以下の事柄ですね

FPに聞いてみたいこと

・今の家計の収入と支出のバランスで大丈夫なのか?

・保険の知識(いる?いらない?どれにどれくらいかけたらいいの?)

・住居にかかるお金の知識

・老後に備えてお金をどう蓄えていくのか?

・教育費(子供の学費をどう準備していくのか)

このうち家計・住宅購入・教育・老後の資金について考えてみたいと思います。

我が家の場合、夫の私が投資や保険についていろいろ本を読んだり、ネットで調べるのが好きなので、その辺りについては結局FPにはお世話にならず今日に至っております。

今回は自分なりに調べた際に活用した本やサービスをご紹介したいと思います。

家計の収入と支出のバランスについて

家計収入の25%を「iDeCo」や「つみたてNISA」も活用しながら貯蓄に回すことを目標に、マネーフォワードで家計管理を行っています。有料版だと簡単なアドバイスもついてくるので参考にしています。

また、こども名義の証券口座も開設したうえで上記の25%のいくらかを「ジュニアNISA口座」に入金し、全世界株式連動型インデックス投資の積み立て購入にあてています。

住宅購入の考え方 住宅のショールームに行く前に

住宅展示場やマンションのショールームに行くと、職業や年収などの「属性」をやんわり確認されます。

そのうえで担当者が購入の意志を確認のうえ、セールスが行われるわけですが、ここは相手もプロですので、手練手管いろいろなテクニックを駆使してお客さんの住宅の購入欲をかきたててきますね。

お金の問題が心配だというお客さんがいる場合、住宅メーカー専属のFPさんや、FPの資格を持つ営業担当者が資金計画について相談に乗ってくれる場合もあるでしょう。

ただひとつ決まっているのは

「今は買い時ではないですね」とか

「あなたの年収だと購入はちょっと無理ですね~」とはまず言ってこないということだと思います。

住宅メーカーにとっては「いつでも買いどき」であり、多少無理をさせてでもお客さんにお家を買ってもらうのが仕事という側面があります(もちろん全てがそうというわけではありませんが)。

そのため、契約に進む前にまず自分の収入で無理なく返済できる予算がどれくらいなのか、自分なりに計算しておいたほうが良さそうです。ここで無理をして住宅ローンを組んでしまうと、のちのち教育資金や老後資金の面で妥協せざるをえない可能も出てきます。

その辺りを自分の中でしっかりイメージ、もしくは計画設計ができるまでは「しばらく買う予定はないのですが、ちょっとモデルハウスというものを見てみたくて」みたいに交わしておくほうが無難かもしれません。

私は住宅購入は不動産投資という側面があるという風に考えています。

投資となるとちょっと慎重に考えたくなりますよね。

新築プレミアムという言葉を覚えておきましょう

あなたは『新築プレミアム』という言葉を知っていますか?

端的にいうと住宅の建築・チェックが完了し、住宅宅メーカーから鍵を受け取って新居に足を踏み入れた(つまり家が新築から中古の扱いになる)瞬間に失うお金という考え方です。

新築の建物というのは本来の土地+建物の価格の上に「住宅メーカーや土地の売主の儲け」「広告宣伝のためのお金」として販売価格の1~2割が上乗せされているとされます

つまり新築で3500万円の物件があった場合その1~2割にあたる350~700万円「土地+建物以外のお金」ということになるのです。

新築プレミアムという観点から考えると、仮に入居後すぐに家を中古として売却することになった場合は、最悪2割り引きの2800万円でしか売れない可能性があるということです。

もちろん駅に近く抽選が殺到するようなマンションなどの人気物件であれば、買ったときの値段以上で売れる可能性もありその辺りは一概には言えない部分もありますが、郊外や駅から遠い物件などの場合は新築プレミアム分マイナスになる(負債をかかえる)可能性がある、ということをわかったうえで新築購入の選択をしたほうがよいということです。

逆に中古物件を買う場合は仲介手数料がかかりますが、新築プレミアム分のうわのせがありませんので、その分お得に買うことができるという考え方もできます。

そう考えると、新築が良いのか中古が良いのか、しっかり比較検討したほうが良さそうですね。

ちなみに中古住宅であっても「リノベーション」を行えば家の中で人の目につくところ、人の触れるところは新築同様にピカピカにすることができますので、「人が住んでいたあとに入るのが嫌」という考え方の人でも「リノベーション」を検討することで、中古住宅であっても自分の満足できるような仕様で新築同様にカスタマイズできるという点は知っておいたほうがよいでしょう。

我が家の場合は最初に中古物件を購入しリノベーションする方向で考えていたのですが、希望していた立地(ある程度駅近+眺望が良い)が人気のエリアであり、なかなか中古の戸建て住宅が出なかったという理由で、最終的にその条件を満たす土地に売り出された新築建売を購入することにしました。

「家を買うのは不動産投資」という考え方について

我が家は経済的に合理的な買い物ではないとわかりつつも、やはりモノより思い出ということで、非合理的な行動とわかりつつ・・前述のとおりどうしても気になる建築条件付きの土地があり、結果として新築建売住宅を購入して今に至ります。

住宅ローンについては、モゲチェックを利用したり、いろいろと調べた結果「auじぶん銀行」を選びました。今後は住宅ローン減税の活用と繰り上げ返済をどのように戦略的に行っていくかが課題です。

自分が住む家とはいえこのあたりは「不動産投資」の側面があると考えています。

その考えのもととなった本がこちら

不動産の専門家である川元朗さんの書かれた本です。

少し古い本ですが私はこれを読んでそういった概念に至りました。

家を買うのか、賃貸のままいくのか、まだ迷われている方には下の本もおすすめします。

著者の「ちきりん」さんは社会派ブロガーを名乗り住宅の専門家ではありませんが、持ち家であるマンションのリフォームをきっかけに家のこと(主にマンション)についてもいろいろと考え、それを本にまとめたものが本書です。

(Amazonの電子書籍定額読み放題サービス Kindle unlimitedで読むことができます!)

ちなみに前者の川元朗さんは「家を買うのは不動産投資である」という主張に対して、ちきりんさんは「自分の家を買う行為と不動産投資は別物である考えたほうがよい」と主張されています(笑)。

どちらが正解というものではなく、両方読んでみて自分が納得できる考え方で行動していけばよいのではないかと思います。(ちなみに私はちりきんさんの考え方に賛同しつつもどちらかといえば川元さん派です)

子供の教育と老後の資金について

我が家の子供たちはまだ低学年なので大きい出費が必要な時期はまだ先です。つまり今は学費の貯め時ということで、家の出費についてこつこつ勉強したように、教育費についても今のうちにどれくらいかかるものなのか把握しておこうと思っています。

子供の教育資金については竹下さくらさん前野彩さんの本を参考にしています

https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E6%95%99%E8%82%B2%E8%B2%BB%E3%82%92%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%80%8D%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%81%AB%E3%81%BE%E3%81%9A%E8%AA%AD%E3%82%80%E6%9C%AC-%E7%AB%B9%E4%B8%8B-%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89/dp/4532357470/ref=cm_cr_arp_d_product_top?ie=UTF8

竹下さんの本はamazonレビューの数は少なく低評価の声もありますが、わたしには教育資金についてざっと把握する上では十分な内容が書いてあると感じました。(2017年の本なので情報が少し古くなりつつある感じも否めませんが)

竹下さんは本書の中で「知らぬ間に陥りがちな2つの落とし穴」に対する注意点と対策として以下の2点を挙げています

注意点①

教育費のピーク(大学進学する時期から4年間)の時期は住宅ローン返済に加えて教育費が家計を圧迫して立ち行かなくなる危険性。

→教育費のピーク時期を見越したやりくりが必要になってくる。また、公立か私立かで教育負担が大きく変わってくるのでそれについてシミュレーションしておく必要がある。

注意点②

教育費を捻出しすぎた結果、老後資金が足りなくなるor住宅ローン返済が滞る危険性。

→現役時代にはお金が循環しているので気づきにくく、老後に気づいて打つ手なしとならないようにする必要がある。

竹下さんは本書で教育費と老後資金の関係についてこう述べています

実際に、老後のやりくりが大変というご家庭の相談を受けていると、今のお金が無い状況を招いた原因として、教育費をかけすぎたことを挙げる人がたくさんいます。

教育費と老後資金は、トレードオフ。つまり”綱引きの関係”にあります。これから定年まで働いて得られる収入と、退職金、そして老後の年金をひっくるめた[収入の総額]から、生活費や住宅資金、教育資金、老後資金などを確保しなければならないので、教育費のかけ過ぎは禁物です。

「子供には少しでも良い教育を受けさせてあげて、いい人生を歩ませてあげたい」というのも親心というもの。でも教育費を惜しみなく出した結果、老後破産になってしまう事態は避けたいところですね。

老後資金問題については大江英樹さん岩城みずほさんの本で、いまのうちからやっておくべき準備や歳を重ねるにつれて自分のキャリアをどう考えていけばいいのかについて、日々こつこつ勉強しています。

まずは老後資金を貯めるために、税制を優位に使えるiDeCoとつみたてNISAを始めること。

そのうえで老後いくらぐらいの資金確保を想定しておけばいいのか自分で考える癖をつけておくと老後に対する効果的な備えもでき、「必要以上に心配しなくてもいいんだ」ということがわかるかもしれません。

老後不安をあおるトピックで視聴率やPV稼ごうとするメディアに振り回されないようにしたいですね。

大江英樹さんはご自身も定年で大手証券会社を退職されて、今は経済コラムニストとして起業されて活躍されています。最近はメディアに出演される機会も多いお方です。

経済のことをわかりやすく說明してくださっているので著書は必ずチェックするようにしています。老後もあまりお金の心配をせずに、やりたいことをやって稼ぎ続ける。私の理想像としている方のひとりです。

信頼できるFPをどのように探せばいいのか

最近は両学長のリベラルアーツ大学お金のまなびば!のようにYoutubeでマネーについて気楽に楽しく学べる動画も多いのでまずはそこからアプローチしてみても良いかもしません。

書店に行って立ち読みしながら自分が興味を持てそうなマネーに関する本を探してみるのもいいですね。

ただ、家や教育・老後資金については個々の家庭の状況や個人の考え方・価値観によって異なる部分があります。そういった個別の事情に応じたアドバイスができるのがFPという存在です。

そこで、たとえば中立性を謳うFIWA認定アドバイザーに相談してみたり、日本FP協会の主催する地域ごとの無料セミナー&相談会を利用してみて、いろいろマネーについて学ぶきっかけをつかんでみてもいいでしょう。

我が家も、今後子供が大きくなってきた際の教育費や投資・住宅ローン返済のやりくり・家計の収支バランスが適切かどうかについて、この人なら!というFPさんがもし見つかれば、お金を払って相談してみようと考えています。