あなたはJ-REITを保有したことがありますか?
J-REITは多くの投資家から集めた資金でオフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入などを投資家に分配する商品です。
株式による配当ではなく家賃収入による配当がもらえるというのがポイントです
また、個別銘柄以外にも東京証券取引所はJ-REIT全銘柄の価格を加重平均という計算方法で算出した
東証REIT指数
という指数を公表していて、その指数に連動するインデックス投信やETFがあります
そしてこれらを保有することで定期的に配当を得ることもできます
ここでJ-REITを保有し配当を得るための方法を3つに分けて見ていきたいと思います。
目次
J-REITの個別銘柄を保有する
東京証券取引所に上場する個別のJ-REIT銘柄を購入する形で
これが一番オーソドックスな形となります
ただし、各銘柄の特性や最低購入代金が高額になる傾向があるので初心者には少しハードルが高めの1面も・・。
ちなみに現在どんな銘柄が存在するか知りたい場合
JAPAN REIT.COMというJ-REITのポータルサイトが各銘柄の一覧も確認できておすすめです
J-REITの投資信託を保有する
こちらもサーチをかけると結構な数のファンドがヒットしますね
NISAに対応する商品もあるので、JREITの指数に連動する投資信託を毎月積み立てて分散投資をしながら保有して分配金ももらいたいという方には向いているかもしれません
J-REITの指数に連動するETF(上場投資信託)を保有する
こちらが今回の本命です。
前述した東証REIT指数に連動するETFを保有するというやり方になります。
ETFによって頻度や月は異なるもののこちらも定期的に配当をもらうことができるのが魅力です(配当のことをインカムゲインといいます)
2023年8月現在、東証REIT指数に連動するETFはJ-REIT.jpというサイトによると18銘柄あるようです、またそれ以外のJ-REITに関連する指数に連動するETFも少しずつ増えてきている印象です。
これだけあると少し迷ってしまいますが、今回は上場してからの時間も長く実績があり、購入価格も比較的手頃な野村アセットマネジメントが管理する
NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(証券コードは1343)
を紹介したいと思います。
NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)を購入してみる
このブログ記事を書いている時点でのNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信の価格は¥2139で最低購入口数は10口からなので、¥21390から購入可能です
そして注目の配当金なのですが毎年4回 2月・5月・8月・11月に支払われます
直近の10口あたりの配当は以下のとおりです
支払月 | 配当額 |
2021年5月 | 190円 |
2021年8月 | 161円 |
2021年11月 | 188円 |
2022年2月 | 163円 |
直近4回分の合計が702円ということで、決してそれほど高くはないものの、それでも銀行預金で22000円持っていてもまずつかない利息額ですし、買って持っておくだけでいいということで考えればなかなか魅力的な金額であるというふうに思います。
指数の値動きには注意!
ただし、指数連動のリスク商品ですので購入時の値段より株価の値段が下がる可能性がある点には注意が必要です
最近のチャートを見てみます
直近の最高値は2021年の7月に¥2360をつけて以降は年末にかけて下げ、
年が明けてからはロシアのウクライナ侵攻の影響もあり一時は¥1928まで下落
現在は少し持ち直しつつあったものの再び下げトレンドではあります
タイミングを図りすぎると買うのを躊躇してしまいますが
個別企業株ほどの激しい値動きではないので、ある程度の水準をみながらエントリーしてみるのもありかもしれません?(ちなみに私は3月下旬辺りに¥2075で10口購入しました)
今後も様子を見ながら逆指値で損切りラインを設定しつつ追加購入も検討しています。
あなたもちょっとしたお小遣い稼ぎと投資のお勉強を兼ねてトライされてみてはいかがでしょうか?