当ブログでもポイントを貯めるための工夫についての記事をいろいろ投稿していますが、
買い物をしながら無理なくポイントを貯めていくことは問題ないのですが
投資のポイントを稼ぐために不要なものを買ってしまうようでは浪費に繋がり本末転倒ですね
そこで「ポイ活」と現金による「積立投資」の違いについて考えてみました。
ポイントを貯めるポイ活のメリット・デメリット
もともと性質の違うものを比較することが適切なのかわからない部分がありますが
目的としては自分の資産を増やし、将来自由に使えるようにするという目的は一致するところだと思いますので、ここでメリット・デメリットをまとめてみました
・ポイント会員になると非会員にはない還元がうけられる
・ポイント投資をしなければポイントが減ることがない
・ポイント投資をすると、ポイントが増減することになるが、手持ちの現金が減るということはない
・ポイント投資をすると相場が下がるときにどれぐらい減るのかのちょっとした体験ができる
・セールやキャンペーンなどを使えばより効率的にためていくことができる
・買い物をすればすぐポイントがつくのですぐに使える資産が貯まる
・ポインが貯まる=それだけ買い物をする必要があるのでポイントにつられて買い物をしすぎないように注意する必要がある
・コンビニなどはよくポイントキャンペーンをしているが、そもそもコンビ
ニでの買い物自体がスーパーで買うより高くつくことが多いのでお得でな
いことも多い
・ポイントを効率的に増やすとなるとポイント投資が有効であるが、投資にまわすことで保有ポイントの増減があるので、減っても不安になりすぎないメンタルや経験が必要になる
・投じられるポイントに限界があるため、積立投信に比べると金額的なスケールが小さい、故に時間分散と複利の効果を利用して大きく資産増やしていくことに向いていない
・ポイント制度は常に変わっていき、ときには消費に振りになる制度の『改悪』が突如くることがあるので、お得な貯め方について自分であれこれ調べながら勉強を継続していく必要があり、あまりほったらかしにはできない
・ポイントには有効期限があり、それをすぎるとせっかくためたポイントが 消滅するリスクがある
ポイ活については以上のメリットとデメリットについて理解し
さらには現金に
現金による投資信託の積立購入のメリット・デメリット
自分のお小遣いをためるのであればやはりポイントよりも現金のほうが使い勝手がいいですよね。そこで一歩踏み出して現金による投信の積立購入をすることのメリット・デメリットを考えてみました。
・最初は面倒なものの、一旦証券会社に申し込んで仕組みを作ってしまえばあとはほったらかしでよい
・買い物をするわけではないので無駄遣いとは無縁
・複利をきかせることで時間を味方にして預金に比べて将来大きく資産を増やすことができる
・ポイント制度ほど消費者に不利な方に仕組みが変わるという『改悪』があまりない
・とにかく最初の手続きが面倒くさい、下がるかもしれないのに申し込む面倒臭さと、下がる不安に打ち勝つ必要がある
・ポイントとちがい、手持ちの現金を原資として、持っているだけ投じることができるが、リスクと配分について考える必要がある
・下げ相場を経験したことがないと、始めて下げ相場になったときにメンタル的に不安定になる、つまり先を信じてひたすら我慢することが求められる
・下げ相場に耐えきれず売却してしまうと損失が決定してしまう
・ほったらかしでいいとはいったものの、ポイ活と同じくやはり勉強をこつこつ継続したほうが大きく増やしやすいことに変わりはない
最近は証券会社の投資信託積立購入もクレジットカードで決済できるサービスが増えてきていますので、カードによる投資信託の積立購入でポイントが貯まるというお得な制度を活用して効果的に資産を増やしていくことができるようになってきましたね。
ありきたりな結論ではありますが・・。
以上をふまえると、ポイ活とポイント投資だけでは金額的な限界があるというのがおわかりいただいけるのではないのでしょうか。
結論としてはまずは投資信託の積立を開始して、同時に賢くポイントを貯めることで、直近で使いたいようなお小遣いがほしければその溜まったポイントを適宜消費していくという
『ポイ活と投信積立の併用』
を意識しつつどちらかというと時間と複利を味方にできる『投信積立』に徐々にシフトしていけるといいのかもしれませんね。
積立投信ですこし増えたぶんをちょっとだけ自分のお小遣いに回してもよい!とすれば、ちょっとだけはじめてみようかな~という気持ちになりませんか?
(実際は増えた分はさらに投資に回したほうが複利がきいて良いのですが・・ほんのちょっとだけご褒美があったほうがつづくこともありますよね)
現に私はそのようにして資産を増やしてきていますし、賢く資産を増やして来ている人はそういった人が多いと思います。