つい最近私が知った言葉で「ポンジ・スキーム」というものがあります。
wikipediaを参照するとこう説明しています
投資詐欺の一種に分類される。
「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳っておきながら、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金を、以前からの出資者に”配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれ、その利益を出資者に配当しているかのように装うもののこと
とある儲け話を業者から持ちかけられ、怪しみながらも少し出資するとします。
その後業者から想定通りの儲けが出ましたので還元いたしますと、出資者の口座にお金が振り込まれます
そこでお金が増えた実感をふまえて
「こんなに利回りがよいのならせっかくだからもう少し投じてみよう」とさらに大きい額を業者に預けた後に、業者と連絡がとれなくなり、投じた資金の回収が不可能になるという詐欺の話ですね。
提示される利回りは年30%以上、月3%など
投資期間をある程度経験し、平均的なリターンについて理解している人なら現実離れしていると怪しむ数値ですが
投資経験がないと、妥当な利回りについての感覚が乏しく、儲けの額に目がくらんでしまい
ひきこまれてしまう、という事態になります。
投資詐欺に合わないために
自分からすすんで積立投資を始めたり
個別銘柄売買について失敗ししても勉強代として納得できる範囲の額で経験しておくというのが一つの予防措置になるのではないかと私は思います
私が投資を始めた理由のひとつもそれです
投資を始めて投資商品の妥当な利回りの目安を知ることができたというのが一つのメリットであるというふうに思っています。
googleで「ポンジ・スキーム」といれると、過去の事件や、具体的な手口についていろいろと見ることができますので、ぜひ検索してみてください。