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【導入体験記】ハンファQセルズのソーラーパネルの設置費用は?売電収入は?西北西の屋根に設置して太陽光発電にトライ! 我が家のケースを紹介します 発電状況がスマホやipadでも確認できました

Qセルズ 太陽光発電 費用 評判
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マイホームを戸建てで購入するのであれば前からやってみたいと思っていたのが太陽光パネルの設置です。

これはマンションや賃貸では経験できないことなので、今回戸建てを購入してみて良かったことの一つです。

何かと出費の嵩む家の購入時、お財布も苦しいのも事実なのですが、早くに設置すればそれだけ費用回収も早く済む!いわば「将来の電気代を先取りして払う先行投資」と考えました。

また、国による電力買取価格についてはスタート時に比べれば大幅に下がってきてきてしまいましたが、それに反比例するように太陽光パネルの価格も下がってきましたので、概ね10年ぐらいのイメージで設置費用を回収することを考えれば、大きく儲けることはできないけれど、大きく損を出すこともないのではないか

さらには、2022年の資源価格高騰とインフレ圧力により電気料金の値上がりが気になりだした昨今、とりあえず設置してみていろいろ体験してみたい!との思いで奥さんから設置の了承を得ました。

そんな経緯で今回は太陽光を設置したときのことを書いてみたいと思います。

ソーラーパネルほか一式の設置にかかった費用

新築戸建の我が家の場合、いろいろ検討したのですが、万が一の屋根の損傷等の保証の関係から住宅会社紹介のメーカーに依頼することになりました。本当は自分で業者も選定したかったのですが、家の保証を考えるとやむを得なかったところです。

あまり詳細な商品の指定を相談する形でもなく4.26kw(12枚)のソーラーパネルと設置工事台の合計で133万4300円(税込み)でした。

インターネットでいろいろ調べてみたところの情報によると

あくまで概算ですがQセルズのパネルは設置した2022年の相場では

12枚で94万円(1枚あたり約8万円弱)

ちなみに我が家が今回依頼した業者の価格設定では1枚あたり約10万円

設置工事費込みで考えると法外なボッタクリ価格というわけでもないが、可もなく不可もなくといった価格かなと思っています。

太陽光パネルの比較検討には【タイナビ】と【グリエネ】の見積もりサービスも活用しました。

ご興味のあるかたはまずは一度お見積りをとってみることおすすめします。

設置・導入したソーラーパネルと付帯品

我が家で設置したソーラーパネルは『Q.PEAK DUO-G9 355』です

結晶系太陽電池とのことですが、パネルの選定は業者によるものです

パワーコンディショナー HQJP-KA40-3

その他に付随する装置系ですが

電力会社に売電したり、家で消費したりする電力のコントロールをするパワーコンディショナーという機械が必要になるのですが。我が家の場合は『HQJP-KA40-3』という装置になります。

HQJP-KA40-3 Qセルズ パワコン
前からみたパワーコンディショナー 洗面所上に設置 HQJP-KA40-3
(表示されているのはリアルタイムの発電量 画像では1.2kwと表示)
HQJP-KA40-3
パワーコンディショナーを下からみたところ
HQJP-KA40-3
パワーコンディショナーについているコンセント
停電時は日中であれば太陽光パネルで発電された電気をここから直接使うことができるものの延長コードや分岐プラグが必要です

電力検出ユニット HQJP-MUKA-3

また、パワーコンディショナーにおける電力需給状態を家の中の情報端末で確認するために必要な電力検出ユニット『HQJP-MUKA-3』が分電盤の近くに設置されました。

Qセルズ 電力検出ユニット
HQJP-MUKA-3
分電盤の横に設置された電力検出ユニット
HQJP-MUKA-3
ネジを外して蓋をあけると中はこんな感じ

後述しますが発電状況をスマホやタブレットで確認する際に中のスイッチ類の設定が必要になってきます

発電状況を確認するディプレイ HQJP-MC-3

Qセルズ 室内モニター HQJP-MC-3
一番目にする機会の多いモニター HQJP-MC-3 AC電源が取れる場所なら好きな場所に設置できます

そして、おそらく一番目にする機会がおおいであろう情報確認用のディスプレイですが『HQJP-MC-3』というモデルになります。

『HQJP-MC-3』はディスプレイ状の装置ですが、前述した電力検出ユニットから無線電波で飛ばした電力受給状態をリアルタイムで見るために必要なアイテムです。

タッチパネル式になっており、ちょっとした情報端末としての役割も担っていて、過去の電力状況も参照することができます。

また屋外の壁に昇圧回路付接続箱というものも設置されました

発電状況はスマホやipadでも確認が可能に

これは設置してからわかったことですが

上記で紹介した電力検出ユニットには家の無線LANに接続する機能があり

それに接続すると同じネットワーク上にあるスマホやipadなどからも

リアルタイムの状況が見られるようです

これは便利です

ipadの画面はこちら↓

スマホ(アンドロイド)の画面はこちら↓

太陽光発電買取価格

2022年の買取価格は国によって1kWhあたり17円と定められています。この値段は今後10年間(我が家の場合は2032年まで)維持されることになりますがその後は値下がりします。

ソーラーパネルって西北西に設置して大丈夫なの?

我が家のパネル配置の状況ですが

屋根の勾配は6寸 

西北西面 10枚(3.55kw)

東南東面 2枚(0.71kw)

という配置で、メインは西北西の10枚になり、発電の最も多い時間は13~15時くらいになります。8月の一番発電量が多かった日は19.6kWhでしたが方角にしてはまずまずの値だと思います。

蓄電池の設置も検討しましたが

我が家の電気代は
月の使用量が120kWhまでは1kwhあたり20.31円
120kWhを超えると1kwhあたり24.9円なので
電気を売るよりも自分で消費したほうが得ではあるのですが
日中の発電ピークの時間に使いきれるわけではないので
家庭用の蓄電池に充電して夜間に用いることができたらより効率はアップします。

ただ、問題はそのお値段です。

まだ普及途上ということもあり家庭用蓄電池はまだ割高ということなので、もう少し値段が下がるまで動向を注視することにしました。

8月の状況をみると副収入としては厳しい金額

気になる2022年8月の発電状況です。

買電価格は1kwhあたり24.9円

売電価格は1kwhあたり17円で計算しました。

なお我が家は兵庫県の南部に位置しており、8月は比較的晴天に恵まれました。

発電量

448kwh

消費した電力

481kwh

購入した電力

262kwh(3096円)

売却した電力

227kwh(3852円)

売電による収入

売却(売電)した電力から購入した電力(買電)を引いた、いわゆる儲けの額ですが

3852円ー3096円=756円

ということで756円ということになりました。

設置コストを考えると副収入とするには厳しい額です

大きい儲けは見込んでいなかったので、これぐらいかなのかな~と言うのが感想です。

設置の際の参考にしていただければと思います

最新の太陽光の発電状況はこちらに詳しくまとめていますのでこちらも参照していただけると幸いです

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