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マネックス・楽天・SBI 各証券会社に口座を持って取引してみてわたしが感じたこと

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投資はまだやったことがないけれど

周りの人達を見ていると始めている人もいるし、私もiDeCoや積み立てNISAを始めたい!

でもどの証券会社もお得なキャンペーンをしていて結局どこで口座を開けばいいのかがわからない!

そういうあなたに今回はマネックス・楽天・SBIの3社で口座取引をしたことがある私が

これまで経験してきた流れとそれぞれの証券会社について思ったことをお伝えしたいと思います。

スタートはマネックス証券

わたしがマネックス証券に口座を開設したのは2008年頃

きっかけは当時貯めていたANAマイレージのサービスと提携していたからでした。

まず口座の開設時に口座の種類を聞かれて戸惑ったことを覚えています

特定口座にしますか?一般口座にしますか?源泉徴収ありにしますか?

今となっては税金の計算を証券会社が代行して精算までしてくれる

特定口座の源泉徴収ありでよいとすぐに分かるのですが、初心者にはそれらも??ですよね

投資信託を購入してみる

投資初心者だったころの私は株取引をする勇気もなかったので

当時本屋で買って読んだ日経マネーでおすすめされていた

日本株式・日本債券・外国株式・外国債券を4等分で持ちましょう

という雑誌のアドバイスにしたがって、ものは試しと日経225外国債券の投資信託をスポットで購入し保有してみることにしたのでした。

そしてその後サブプライムローン危機になり、それらは値下がり。

投資を始めるまでは経済に関する話はニュースの向こう側の世界の話でしたが

自分が保有する投資信託商品の値下がりを見ながら投資の難しさ・含み損をかかえることのしんどさを肌で感じました。

当時はさわかみファンドで毎月1万5千円の投資信託の積み立て購入を開始していたので、リスク資産の運用はそちらをメインにして、マネックス証券は保有する投資信託の含み損を抱えながらしばらく取引をせず、相場の下落で減っていく評価額の経過を定期的に眺めるといようなかんじでした。

楽天証券に口座を開設

その後、2013年10月頃に楽天証券にも口座を作ることにしました。

目的は楽天証券の提供する『Market Speed』というソフトを経由して『日経テレコン』というサービス上で日本経済新聞をタダで読むことができる特典を利用したかったからです。

このサービスは口座開設以来今日まで活用させてもらっています。

楽天カードを使って投信が買えるというのも魅力でした

その後もNISAやiDeCoの口座を開設するなどいろいろ活用させてもらったのですが

メインで使っているマネックス証券と行ったり来たりしているうちに証券会社によって仕様の異なる画面で取引するのが段々億劫になり、現在はメインの取引としては使用しておりません。

楽天証券で保有していたNISA口座もマネックス証券との間を行ったり来たりする手間を省きたい目的から積み立てNISA制度が開始するのに伴いマネックス証券に移しました。

メイン証券会社を買えた理由は個人的な理由で、決して使い勝手が悪いわけではないので初めて口座を開設する人には楽天証券をおすすめしています。

トウシルなど初心者向けのセミナーも盛んに実施されており、こつこつお勉強を継続していくのにも活用できそうです

ちなみにiDeCoの口座については頻繁に売り買いをチェックする必要のない「ほったらかし投資」を基本としているので、楽天証券に残したままにしております。

単元未満株の取引ができない!

ひとつだけ注意点をあげますと、楽天証券ではマネックス証券のように単元未満株の取引ができません。ちょっとした株式投資のお勉強のため少額から個別銘柄取引をすることができません。

例えば試しに直近では1900~2300円前後トヨタ自動車の株を買ってみようとなった時に、マネックス証券の「ワン株」を使えば1900~2300円で1株から保有できますが、楽天証券にはそういったサービスがないので19万~23万程度の資金が必要なるので注意が必要です。

将来個別株の勉強のために単元未満株を購入する可能性を考えている人はマネックス証券かSBI証券に口座開設をすることをおすすめします。

妻の口座をSBI証券に開設

リスク資産に関するスタンスはひとそれぞれです。

たとえ身内である夫婦間においても片方は積極的でも、もう片方は消極的なケースもありますね。

我が家の場合は交際しているときから妻(元彼女)を連れてさわかみファンドやセゾン投信の長期投資について学ぶセミナーに行っていたこともあり(今振り返ると投資アレルギーのない勉強熱心な妻でよかったです・・)、妻はある程度リスクをとることについて許容してくれています。

ただ、投資に関する知識は私のほうが基本的に詳しいので妻の同意を得ながら私が実質管理しております

せっかくの機会だからいろいろ経験してみようということでSBI証券に口座を開くことにしました

ほったらかし投資がメイン

妻の稼いだお金での投資になりますので、私が勝手にリスクをとって投資をする立場にないため

基本的にはインデックスファンドの購入がメインの積み立てNISAやiDeCoを運用する「ほったらかし投資」を行っています

あとは妻の要望で純金積み立ても少額ながら行っています

それでも着実に資産を増やしているのが「ほったらかし投資」のすごいところです

複数の証券会社に口座を持つことのメリット

各証券会社の便利な機能をいろいろ使うことができるのがメリットだと思います

私の場合は前述した部分も含め、次のような使い分けをしています

マネックス証券

メインの証券会社

・株式の売買はipadを使用

・株の売買に加えて気になるアクティブ型投信も時々購入

・積み立てNISAの購入

・単元未満株の売買取引が可能(サービス名はワン株)

・外国株取引

楽天証券

現在は投資情報収集のための利用が多い

・マネックス証券のような単元未満株の取引ができないので注意!

・日経新聞の記事が読める日経テレコンのサービスの利用

・iDeCoの運用に利用(基本的にほったらかし投資)

・ipadを利用して個別株投資の情報収集

SBI証券

妻名義の取引に利用(実質の管理は夫である私)あまり頻繁に売買しない

・妻名義のiDeCoと積み立てNISA口座を運用

・SBI証券でしか購入できない投信の購入

・SBI証券ならではの投資情報の利用

・単元未満株の売買取引が可能(サービス名はS株)

複数の証券会社に口座を持つことの注意点(デメリット)

複数の証券会社の特定口座間で損益通算をする場合は源泉徴収が使えず確定申告が必要になりますので、そこが手間になります。

またコア・サテライト戦略のサテライト部分の株式売買や状況のチェックなどの管理のしやすさを考えると、一つの証券会社に集中して管理をしたほうが投資の成績も上がるように感じます。

したがって基本的には一つの証券で投資商品の売買をすることをおすすめします。

そのうえで、情報収集計マニアのわたしのように他の証券会社の情報ツールやその他のメリット享受したいと感じたのなら口座を新たに開設するのがいいのかもしれません。
(情報をたくさん持っていれば投資成績が上がるわけではありませんが・・。)

もうすこし掘り下げた証券会社ごとのメリット・デメリットはまた改めて別の記事で書いてみようと思います。